こみねもすなるだいありー

全然何にも怖くない

ジャニーズオタクが、ミュージカル「テニスの王子様」に連れて行ってもらったよ

自グループのツアーが始まり、体がガタガタになるほど興奮した年始でしたが、もうひとつとってもエモーショナルなことがありました。ずっと見たい見たいと思いつつ、なかなか自分ひとりでは観劇まで踏み切れなかったミュージカル「テニスの王子様」を、ついに観劇してきました!

そもそも会場のメルパルク大阪がホテルであることも知らず、連れて行っていただいたAさんに「キャストはここが宿なんですよ」と聞き「ハエッ!?!?!?」となりました。えっ共同生活?同じホテル?会場の上で暮らしてんの?二日三日じゃなく結構長い公演期間?キャストの仲、よくなるんだろうな……。
以下、感じたこと、面白いなと思ったこと等です。こちらの界隈にはあまり詳しくないため、もし間違ったことを書いてしまっていたらこっそり教えてくださると嬉しいです。

絶対勝てないけれど、絶対勝ちたい

テニミュでは、「役者がどれだけ必死にラリーを交わしても、どっちが勝つかは決まっている。だけど『絶対勝つ!』という気持ちで芝居しないといけない」ということが、すごく大変なことなんじゃないかなと思いました。絶対勝てないと決まっているけど、役者さんはしっかり「絶対勝つ!」という芝居をしないといけない。それができていないと、「どっちが勝つの!?」という緊迫感が出ないし、それがないと観客も面白くないのかなぁと。
この「どれだけ必死で試合をしても、どれだけ頑張っても、話の展開上絶対に勝てない」という点は、個人的にすごく胸がキュッとなりました。私は他の舞台においても「舞台で、何度も公演を重ねて何度も同じ役者が死ぬ」ということなどにすごく言い表せない切なさを感じる人間なのですが、テニミュもそういうところがすごく切なかったです。テニミュは学校ごとにチームがあったり、仲間で結束を深めたり……という過程がしっかりあるので、その分「このチームで勝ちたい!」「このキャラクターを勝たせたい!(勝ちたい!)」という気持ちが出てきて、それでも勝てない、どうやったって勝てない、なんで……みたいな気持ちになったりするのかなぁと思うと、なんかもう……この文章打ってて泣けてくる……。
水先案内人を買って出てくださったAさんが「話の進行上負けるキャラクターを演じる役者が、Twitterとかで"今日こそ勝つぞ!"みたいなことをつぶやいたりすることがあるんですよね」って教えてくださって、うぐううう(´;ω;`)……みんな勝たせてあげたい……だって頑張ってるのに……。

キャラクターの解釈

言うまでもなく「テニスの王子様」は超人気漫画で、その登場人物を演じる、ということがどんなに難しいことか、と思います。キャラクターごとに「○○君はこういう人」という理想像をしっかり持っているファンの方が多い、しかもその理想像は人によってかなりばらつきがあると思うので、役者さんがどれだけキャラクターを考察して「俺が思う○○君はこういう人だ!」と演じても、観劇した全員がその演技に納得することはないのではないでしょうか。しかも何度も公演を重ねてきたミュージカルなので、自分より前にそのキャラクターを演じてきた先輩役者が存在するわけで、その人の演技も意識せざるを得ない状況で「俺が演じる○○君」を貫き通すのは、すごく精神力の要ることじゃないかと思います。テニミュ俳優すごい。

キャラクターと本人の境目

さっきまであんなに怖かった阿久津くんが、アンコールではみんなと一緒にさわやかなダンスを……! 阿久津くん……(´;ω;`)! みたいな気持ちになりました。最後にああいう大団円があってすごく楽しかった。カーテンコールまではきっちりキャラクターを守っていた役者さんが、ちょっぴり素な感じで楽しそうにハイタッチしたり、振付を教えてくれたり、そういうのがなんかすごくいいなぁと。舞台の上では役に入り込むのが役者の仕事だと思うのですが、テニミュにおいては「キャラクターと本人の切り替え、境目」みたいなところにときめきを感じる人も多いと思うので、あのアンコールはただ役者と触れ合うのを楽しむというよりは、キャラクター⇔役者本人の切り替え、境目を見て楽しむものでもあるんじゃないかなぁと思いました。

また来てね! の姿勢

テニミュの「その日の席番号で抽選を行って、当選すれば生写真をプレゼント」「期間中来てくれた人におみくじステッカーをプレゼント」「キャストが日替わりで開演前アナウンス、終演後アナウンスを寸劇込みでする」「日替わりのメンバーがロビーでお見送り」などなどのサービス精神、すごいなぁと思いました。ジャニーズがそれをするとなるとまた難しいと思うのですが、テニミュはリピーターで成り立っている舞台だとお伺いしたので、それにきちんと沿った催しが行われているのが素晴らしいと思います。特にお見送り、すごく楽しかった……。さっきまで舞台の上で完璧にキャラクターを演じていたキャストさんたちが、「役者本人だけど、でもキャラクターっぽい反応もしてくれる」みたいな感じで対応してくださってるのがプロ。私が行った日は不二先輩や赤澤くんや阿久津くんがお見送りをしてくれたのですが、ちょっと前のお客さんに阿久津くんが「ああん!?!?ウルア!!」ってガンつけてたのが面白かったです。すごくいい公演の後は、すぐキャストさんたちに「今日よかった!!めっちゃよかった!!」って伝えたいですもんね。それができるのってうらやましい。キャストと観客が近いうえ、運営側の「また来てね!」のサービス精神もあいまって、ファンのみなさんが「また来よう!」と思えるんだろうなぁ。


Aさんが「お気に入りのキャストが見つかるといいですね!」とおっしゃってくださっていたのですが、海堂薫くん役の佐奈宏紀くんと、木更津淳くん役の佐藤祐吾くんがとってもかっこよかったです。佐奈くんは、私が通路側の座席に座らせていただいていたため、アンコール時にタッチしてくれたのですが、そのタッチがあまりにも恥ずかしそうにちょんって感じのタッチだったのがとってもかわいくて……。18歳……。18歳か……。
佐藤くんは舞台で赤いハチマキをひらひらさせながら踊っているところに美しい……と見入ってしまったのですが、Aさんに「声優さんなんですよ」と伺ってひっくり返りました。最近の声優さんは、イケメンでスタイルがよくて踊れて、もちろん声がよくて演技もできるのか!最強だな!


色々書きましたが、とにかく初テニミュはアツくてアツくてたまらんかったです!テニミュは舞台鑑賞だけどスポーツ観戦みたい!頑張っている人はかっこいいよ!みんな最高だよ!行こうぜ全国!勝とうぜみんなで!青学ファイオー!
また行こうねとお約束したので、今後も劇場へお邪魔することがあるかも。とっても楽しみです。また一つ楽しいものを知れてよかったナ~。