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こみねもすなるだいありー

全然何にも怖くない

A.B.C-Z / Moonlight walker

ビビッドな色合いのミュージックビデオが特徴的だ。
曲からもその鮮やかな色合いは感じられる。いかにも光る夜の街、そしてそこを縫うきらびやかな人間たちを彷彿とさせる。

いわゆる「ザ・アイドル」のキラキラ感とは、少し違う雰囲気だ。
若い少年、青年たちから発せられる、粉の舞うような輝きは、彼らにはほとんど感じない。
全員が「大人の男」であり、時に「遅咲き」とも言われる5人。

けれど間違いなく彼らは、この曲は、輝いている。
若さから発せられるものではなく、もっと別のものだ。
夜の闇の中、人目を引きつけるネオン。遠くにある月、星。
そういう、「闇の中での輝き」を、私は彼らと、彼らの曲から感じる。

彼ら自身が月なのかもしれない。闇の中で誰かを照らす光。強烈にではなく、優しく導く光。
悲しいとき、迷っているとき、焦がれているとき、そっとそばにいる光。
そして腕をそっとつかんで、「逃げちゃおうよ」と手を引く。

そんな輝きを放てるアイドルが、彼ら以外にどれくらいいるのだろう。

彼らに誘われて「逃げた」夜は、きっと美しい。
そしてその夜は、彼らが作りあげるステージの輝きと、きっとよく似ているはずだ。


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