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こみねもすなるだいありー

全然何にも怖くない

短歌結社「明星」第九回歌会 お題:「中島健人」

アイドル ジャニーズ 短歌 短歌結社「明星」

 

みなさんこんにちは!いかがお過ごしでしょうか、芦屋こみねです。

台風一過の青空です。寒くなってきましたね。

 

 

 

 

さてさて、今回のお題は「中島健人」さんということで、楽しみにしてくださってた方もいらっしゃったかな…と思います。私もみなさんの短歌が楽しみでした~。

何を隠そう中島健人さんは、私がアイドルで短歌を詠み始めたきっかけになった人なので、なんとなく特別感があります。(ツイログ等で"ラブホリ短歌"とご検索いただくと、ツイッターでつぶやいてたのが出てくるかも。このブログでもまとめたことがありますが。)

 

中島健人さんとは誰ぞや?という方は、こちらをご覧になってくださると嬉しいです!

中島健人 - Wikipedia

【SexyZone】中島健人伝説2013【ラブホリック】 - NAVER まとめ

 

 

 

 

今回ご参加いただいたのは以下の皆様です。順不同。

 

・りこさん(@sarirahi_

・あすなさん(

・miimoさん(

・もぐもぐさん(

・春さん(

・榎田さん(

・めたもんさん(

・みんちゃんさん(

・さゆりさん(

・あやのさん(

・原さん(

朱子さん(

・なつめさん(

・Mさん(

・ゆうごさん(

・くらげさん(

・3izukiさん(

・ななりさん(

・ふゆおさん(

 

 

 

それでは短歌に参りたいと思います~。胸焼け注意!

 

 

 

・ねえ君と僕が恋する確率はゼロじゃないからそこで待ってて

雑誌のお悩み相談みたいなので、こんなこと言ってましたね。「アイドルに本気で恋をしてしまって、どうしようと思ってます」っていう、まあお決まりのお悩み相談に、かつてここまでの回答を返してしまうアイドルがいたでしょうか…。確率がゼロじゃないことは誰もが知ってるけれど、それをアイドル自身が口に出すことなんてなかったのに。

○引力にさからわず歩く僕のいる場所までおいでまっすぐおいで

 

 

 

・地獄より真っ赤なルージュが怖いから、何億回も恋に落とすよ

怖いから恋に落とすことで、女性を怖くない存在にするのかな。どんな女性でも、自分に恋していれば、怖がらなさそうですね彼。上の句と下の句では印象が違うのですが、その中で「地獄」と「落とす」という言葉がリンクしてるのが技ありな感じです。地獄も恋も、落ちるものだし落とすものですね。

○似合わない口紅ぬぐうキスをする小悪魔祓いの十字架がぼく

 

 

 

・夢の国見せてくれてるアーモンド思い出しつつ舐めるキャンディ

アーモンドは「アーモンドアイ」のことかな…。確かに瞳が印象的だなと思います。種子には未知のパワーがあるともいいますし、力強さも感じられますね。キャンディはもうみなさんご存じのソロ曲からかな。

○噛み砕く一瞬に地球回してるエネルギーの謎潜むひかりよ

 

 

 

・好きだっていう虚構さえ何通りにもして君はみんなに伝える

 「好きだ」を完全に虚構だと言い切ってしまってるところがいいですね。受け取り手はそれをちゃんと虚構として受け止めていて、それでいて「好きだ」という単純な言葉を何通りものパターンで私たちに投げ続ける彼を見つめているという。おままごとのような、崇高な何かのような。

○終わりから読んだ恋愛小説の結末なんてなんとでもなる

 

 

 

・幻でもいいのあなたの瞳に映るわたしの頭にベール

彼の目に映っている女性はみんなベールをかぶっているのでは?とむしろ思います。こちらが願うまでもなく。幻でもなんでもなく。女性が願うなら(むしろ願わずとも)白いベールをかぶせては、その裾を持ち上げるのが彼の趣味というか、ライフワークというか、そういうものになっているのではないかな~。

○指まるくしてのぞいたら世界一幸せな顔をした君がいる

 

 

 

・指3本立てた合図で咲かせてあげるだから頂戴その花

これ健人さんがよくする「変なピース」ですかね…?(健人さんは普通にピースをした手から、小指も一緒に伸ばす「変なピース」をよくするのです)なにか電波でも受信してるのかな~と思っていたのですが、この短歌の詠み手さんは、あれが花(何かの暗喩とすれば、恋心とか、ときめきとか、夢中になる気持ちとか、そういうのかな?)を咲かせる合図だと見たのですね。そしてそれを摘んでいく。

○春を売るお代の代わりと言っちゃえばなんなんですがあなたください

 

 

 

・"if"なんて僕にはないです、命かけ夢におぼれるとあの日決めた

これはなんとなく正統派な感じ。「もしあのとき…」って後ろを振り返るくらいなら、最初から夢に飛び込む決心なんてしてないんですよねたぶん。それと同じように、ファンも「もし彼がアイドルじゃなかったら」と想像することが難しい。彼に「もし」がない分。

○ゆりかごの中の自分の手を握るまだ自分だけ好きでいたらいい

 

 

 

・ステージの上からバラまく真実の愛で膨れたクラッチバッグ

「クラッチバッグ」が効いてますね!個人的にこれはファンレターか何か受け取った後なのかな~と思いました。ステージの上から撒いた愛が育って、手紙に込められて帰ってくる、その愛でパンパンになった健人くんのクラッチバッグ。

○三か月前の自分を褒め称えたいほどの愛おかえりここへ

 

 

 

・キラキラの粒 降り注ぐの際限もなく 早くだれか救心ください

たぶんこれは「健人さんを見てドキドキしているファンの子」目線の短歌だと思うのですが、個人的には「自分を見つめる何千もの目にドキドキしすぎている健人さん」の短歌だったらかわいいな、と思いました。スポットライトの中で、すごい数の目に射止められて、平静を装いつつも死にそうにドキドキしている。でもそのドキドキは、カッコ悪いからちょっとごまかす。

気絶してまた射抜かれて起きる もし死んだらつける薬だってない

 

 

 

・どうせなら永遠に暴かれないで嘘をつけたら愛せるのにね

「愛す」という行為は、「永遠に暴かれない嘘をつくこと」なのかもしれませんね…と、この短歌を見て思いました。暴かれる嘘なら愛じゃない。中島健人の投げる愛の、暴かれてしまえば嘘になってしまうのだな~と。それは愛が粗悪だとかそういうことではなくて、アイドルがファンに投げかけうる愛の本質だと思うのです。

○いつか覚める繭のなかにいる ほんとうは世界で一番愛していたい

 

 

 

・シンデレラ、サイズの合わぬその靴を履ければ僕がお姫様にする

サイズが合ってないガラスの靴=ほんもののお姫様(シンデレラ)ではないってことですものね。本来はお姫様になれない、なる資格のない女性を、無理やりにでもその靴を履いたなら、僕がお姫様にしてやるっていう何とも型破りな告白。でもこれかっこいい。筋書無視って感じがいいですね。

○資格ない美貌ない清い心ないあなたを信じる馬鹿さしかない

 

 

 

・でかい声出しちゃいけないけどてめぇいい加減にしセクシーローズ

 健人さんって時々江戸っ子っぽいというか、べらんめぇな感じになることがあるな~と思っていたので、この短歌かっっこいいしぴっっったりだな……と思って感動しました。今の彼の所属するグループの状況とも重ねると、なんとなく気持ちだけでもすっきりするような(笑)。みんなで叫ぼう~「いい加減にしセクシーローズ」!!

○勝手なこと言うばかりなら平手くらいいいじゃあるめえか減るもんじゃねえし

 

 

 

・道端ですれ違った幽霊が可愛くて変身させたいけど

節操なしか!(笑)と思ったけれど、私は中島健人のこういうところが好きです。自分の美意識にかなうものなら、誰でも何でも関係ないのですよね~。何に変身させたいと思ってるのかな~と思ったのですが、「自分の恋人に変身させたい」「普通の女の子に変身させたい」と思ってるのならかわいいな。

○江戸生まれ大正育ちでお付き合いするのは2人めな僕の彼女

 

 

 

・驚いた今絶対に目が合った 双眼鏡の中だけの夢

双眼鏡ごしに目が合うという、ファンサの鬼中島健人としての一面がぎゅーっと入った短歌です。こんなことほんとにあるのかな~と思ってる人から撃ち殺されていきますよね…恐ろしい…あれは気のせいなんでしょうか、それともほんとに目が合ってるのでしょうか…。

○何がどう気のせいなのかちゃんと言え かみそり投げる気持ちの出会い

 

 

 

・画面から早く出てきて迎えに来て 私だけの王子様でしょ?

中島健人二次元説。スマートフォンのカメラロールにぶわーって並んでる彼の笑顔をみながら、お布団の中でためいきついてる高校生の女の子を想像しました。会えなければ、実在する人間であったとしても二次元と変わらないですよね。

○上書きのできないあなたとしてちゃんとわたしのことを奪ってみせて

 

 

 

・恋だとか愛とか知らなくてもいいよ僕がゼロから作ってあげる

これなんとなく「源氏物語」の紫の上と光源氏を想像しました。何も知らない小さな女の子を抱き上げて、全部僕が与えてあげる、と約束する中島健人を、虚構の中で見てみたいなぁと思います。恋も愛も作ってあげると豪語する姿が想像にたやすくてとてもいいな。

○今は何も書かないままでからっぽの皿にミルクを満たすみたいに 

 

 

 

・手作りのガラスの靴で駆けだせば今日から僕がシンデレラボーイ

中島健人×シンデレラの短歌はふたつめですね~。手作りのガラスの靴って結構すごいワードですね。ガラスの靴って手作りできるの?っていう。でもその辺の都合を全部ゴリ押ししてシンデレラの座を射止めるあたりが彼らしいのかも。個人的に健人さんは王子様の側の人間でありながら、お姫様にもなれる人間だと思っているので、この短歌はとってもしっくりきました。

○履いているうちに本物になってゆくなにもかもイミテーションでいい

 

 

 

・光る君 彷徨うことを命じられ たった一人を思っては消え

先ほど幽霊×中島健人の短歌がありましたが、これは中島健人=亡霊な短歌ですね。私は彼のことを「アイドルおばけ」だと言ったことがあるのですが、「彷徨うことを命じられている」っていうのは、すごく彼を端的に表した一言だなぁと思います。常に迷走しているように見えます。

○さかさまに吊られた男の体から抜け出して街は無様に綺麗

 

 

 

・かみさまの怒りに触れた愛の罪 どうか許してあなたで償う

前世で神の怒りに触れるほどの罪な大恋愛(不倫不貞略奪心中などなど)を遂げた中島健人が、現世に転生しアイドルとして数多の自分勝手な好意を投げられる運命を背負ってしまった…という筋書を想起しました。すごい創作意欲が湧いた一首。「あなたで償う」の「あなた」とは、前世大恋愛を遂げた「彼」から見る、現世に転生した「中島健人」の姿なのかも。

○かたわれをもう探せない何万年超えた先に待つあなたへ捧ぐ

 

 

 

・解こうとするほど絡まる赤い糸いつしか強い絆に変わり

「解こうとするほど赤い糸が絡まる」=「ファンをやめようとすればするほど離れられなくなる」みたいなことかな…と深読みしてしまいました。「絆」って単語がちょっと浮いてるかな…とも思いましたが、もしかして中島健人と赤い糸でつながっているのは、彼の所属するグループの4人なのかも、と思ったら、「絆」が生きるなぁと思いました。

○約束も確証もない抱き寄せる力しかない 糸は切れない

 

 

 

・瞬きをするたび落ちる星屑を集めて光るスポットライト

キラキラ感満載です。すとーんとした感じの短歌だなぁ~。まっすぐというか。健人さんを表す言葉はいつも回りくどくなってしまったり、考えすぎてしまうことが多いのですが、「彼が圧倒的にキラキラしている」というところだけが大事なのかもしれませんね、もしかしたら。

○粉々に砕けた破片 割れただけ、傷ついただけひかりはふえる

 

 

 

・緞帳の皺のひとつが僕の家もう幾度目の旅たちの朝

なんとなく「2020」を思い出しますね~。彼の真骨頂は舞台なのでは?と思わされる。毎回毎回違う「僕」が生まれ、彼らみんなが住んでいる劇場の緞帳、というところまで想像しました。物語の中で何度も同じ人生を繰り返すことは、彼にとってどんな意味を持っていたのかな、とちょっと考えたくなります。

○住み慣れた小さな家を捨て幌の中ゆられどこの誰になろうか 

 

 

 

・「隕石がライトみたいね」「おれみたい」愛しているよ僕の正解

「ライトみたいね」って言ってんのに「俺みたい」って返すトンチキなやりとりがおもしろいですね…ということは、ライト=俺なのかな…。というより、これ隕石を見ながら話してるってことなんですよね、この非日常の中で日常的だと思われる会話を繰り広げるズレ感みたいなのがすごい面白いな~。「僕の正解」も切れ味があっていい感じ。

○壊れてく思いでの街を見下ろして「忘れてねぜんぶ」「ぜんぶって全部?」

 

 

 

・てのひらに薔薇のかたちの角砂糖ほろりと甘い「おひとつ如何?」

はたして薔薇のかたちなのに「角砂糖」というのか…?とどうでもいいところで引っかかってしまいました。そこじゃないですよね問題は…。食べたらどうにかなっちゃうんでしょうね~。なんとなく「不思議の国のアリス」のいかれ帽子屋を想像しました。終わることのない狂ったお茶会とか、誕生日じゃない日おめでとうとか、健人さんに似合うな~って。

○長針も短針もない時計つけて明日になるまでお茶会しよう

 

 

 

・降り注ぐ涙の数と同じだけ好きって言うから笑ってよ、ねぇ

涙が降り注ぐのはたぶん健人さんの上になのかなぁと思って切なくなった一首。私たちは中島健人の隠されているであろう涙を感じては切なくなるけれど、彼は「たしかに見えないとこで泣いてるけど、その分好きっていうから笑ってね」と、ちょっと的外れというか、斜め上の答えを返してくれる。「笑ってくれないこと」が彼にとっての一番悲しいことなのかな、とも思います。

○あべこべな答えを言ってばかばかしい告白をする 笑わせたいな

 

 

 

・「Be アイドル」主演脚本プロデュース広報だって僕がやりたい!

これはなんというか、雑誌の煽りみたいだな!と思ってちょっと面白かった一首です。自己プロデュース力の塊なので、本当にいつか「主演・脚本・プロデュース:中島健人」で何かやってほしいな~と思います。広報もする、というところが彼らしいな~。広報力もありますよね。

○冷めたモカ 口にふくんで、いつか、いつか、いつかが来るって思って待つよ 

 

 

 

・「やってみた。」ゆとりと不況の新世紀、バブル夢見て僕アイドル

「やってみた。」はなんとなく、動画サイトで一時期爆発的に流行った「歌ってみた」とか「踊ってみた」みたいなジャンルを彷彿とさせますね。この短歌はなんとなく、健人さんそのものではなく、健人さんを取り巻く時代性を詠んだ短歌だな~と思っているのですが、彼もすごく時代をよく表した人間だなと思います。ゆとり世代なのに時々バブルかよ…みたいな感性を表してくるところとかすごいいいな~と思っています。

○葉っぱ全部振り捨てるような時代だと言われてもそれ、ふつうにすてき。

 

 

 

・いつだって迷わぬように月になろう 照らしてあげる 僕でよければ

「Silver Moon」を思い出しますね~。あのときは月に励まされてた男の子が、今度は誰かの月になりたいと願うっていうストーリーが想起されます。アイドルを星に例えることはあれど、月に例えることってあんまりないなと思うのですが、彼はすごく「月らしい」人間だと思います。満ち欠けがあるところとかね。

○かけはしを登ってゆく 深夜ラジオの電波の流れに乗ってとどけよ 

 

 

 

・はじめての味はソーダに似ていたの しゅわりと弾け 残った甘さ

これいわゆるはじめてのチューかしら…と思ったのですが、普通に「初対面の感覚」かもしれないなぁ~とも思いました。健人さんとのファーストインプレッションてソーダっぽいかも。刺激的でちょっと甘い。

○ビー玉を割って出したらあなたたぶん死んじゃうとおもう 夏のおわりに 

 

 

 

・宿命を背負って歌うどこまでも 誓って仰ぐ クオーター・ムーン

さっきも中島健人×月な短歌がありましたが、さっきのが「満月」のイメージだったので、こちらが細い月のイメージなのが面白いな~と思います。きりっとした、細くてとがった月も似合う。カタカナ言葉の響きもいいです。

○月にそっとひっかけておくちゃんとこの命が終わるときの安らぎ

 

 

 

・ひとりでも行けるけれどももし君が 着いてきたいならそれでもいいよ

すごく仲間を大事にする人だけれど、きっとわりとどこへでも一人で行ってしまうタイプなのだろうなぁと私も思います。 ずんずん進んでいくけど、後ろから着いてきてる誰かにはちゃんと敏感で、敏感なうえで着いてくることを放っておく、というところが彼らしいなって。

○どこへでもなんとでも流れあなただけたどり着けない場所なんてない

 

 

 

・誰がために漫画の台詞諳んずる自分のコトノハ捨てたあの春

「自分」というのは、「ただの中島健人」なんですよね、たぶん。「アイドル中島健人」として生まれなおした瞬間に、「ただの中島健人」の言葉も姿も捨ててしまっている。「漫画の台詞」は、彼がぽんぽん言っている甘い言葉のことかな。諳んずる、という言葉が実はあまりしっくりきていないのですが、その分「コトノハ」のカクカク感がいいな~と思います。

○黒インクにじんで「私」や「あたし」たちのための言葉をのみこむ夜に

 

 

 

・トントンとキッチンや雨のリズムさえ思いに聞こえて震える手のひら

繊細な感性というか、勝手な感性というか、そういうところも彼の魅力のひとつだと思います。思い込みの激しさは生きていればつらいけど、アイドルとして生きるにはいいことなのですきっと。たくさんの音に囲まれて、ベッドの上でまるくなって耳をふさいでる彼のことを想起させました。

○少しずつ責めてくる音のやさしくないことといったら誰にも言えない 

 

 

 

・祝福も野次もすべてを花びらに変えて駆け抜け背中でピース

底抜けハピネス!な感じがとってもいいですね!背中のピースが一体どれだけの気持ちで繰り出されるものなのか、察してほしくないんじゃないかなとも思うので、健人さんのおかしなところはただただおかしいな、と思ってみている勢です。彼に投げかけられるのは祝福だけじゃなくて、そのすべてを花びらに変えることは、ほんとに彼の努力と才能だなぁと思います。耳をふさいでるわけじゃなくて、聞いたうえで花びらに変えてるってこと。

○白馬にくらい乗りたい天気だ今日こそが一番ぼくを祝福する日 

 

 

 

・キスの味なんてないこと知っていた。君とのキスは確かに甘くて

キスの味がないことを知ってるけど、「君」とのキスが甘かった、ということは、きっと君は口に何かふくんでたのかな…と邪推しました。そうですキャンディです。キャンディ口に入れたままキスするってシチュエーション、なんだかかわいいな~と思ったので、ぜひどこかの虚構の中で実現させていただきたいです。

○背伸びしてもお化粧しても飴玉のせいで子供のままになっちゃう

 

 

 

・コンビニの酎ハイ買って帰る部屋 明日はゴミの日 現場には5時

この生活感丸出し感が、キラキラした短歌が多かった中ではとっても際立っていいな~と思いました。そうだよ中島健人だって普通の成人男性なんだ…。コンビニで酎ハイ買ったっていいんだ…。ゴミ出したっていいんだ…。でもその最後に、「現場には5時」と〆ることで、明日にはまた夢を見せる仕事をするんだ、という生活感とはかけ離れた予定が香ってとってもすぱっとした、かっこいい一首になってると思います。

○シャワーの後ベランダへ出てコンタクト外すみたいに人間になる

 

 

 

・丸文字の恋文はまだ持ってるよ「一般男性」戻れない春

「丸文字の恋文」は、「アイドル中島健人」じゃなくて「ただの中島健人」だったころにもらったラブレターなのかな…と思いました。もうアイドルを辞めたって「元アイドル中島健人」であって、「ただの中島健人」には戻れないのですよね。「一般男性」のカテゴリには戻れない。だからこそ、丸文字の恋文が「自分が一般のカテゴリにいた証」であり、「現実と虚構とを行き来するパスポート」にもなりうるのかな、と思います。

○後姿思い出せるよ誰でもないぼくを認めてくれる手紙に

 

 

 

 

 

返歌とコメントをお付けしなかった分の短歌は以下になります~。 

 

 

・あの日見た海の底に眠る鱗 あのキラメキは2人の秘密

 

・隠せないなら晒してしまえ 誰もが目を細める虹色の夢

 

・ねぇ、きみ!ぱちんとウインク弾ける星くず 飲み込んだなら永遠

 

・愛に殴られたから左頬出してまた君の愛を待っている

 

・厄介なサービス精神殺したいけど僕にはこっちが生きやすい

 

・「感染させられて悔しかったので感染させた」容疑者語る

 

・あの子にも「特別だよ」って囁いてある意味一夫多妻の王子

 

・君のこと忘れてしまったそれよりも明日のはなしをひとつしようか

 

・ビル街の夜空に浮かぶ赤い星 そのどれよりも君は綺麗だ

 

・あの頃の青い俺はもういないけど 別れ話は苦手なままさ

 

・アイウォンチュー聞こえてきたならアイラービューピンクのキャンディひとつあげるよ

 

・「愛してる」「あの子にだって言うんだわ」「みんなが僕のお姫様だよ」

 

 

 

 

 

 

 

みなさんからお寄せいただいた短歌は以上になります!たくさんの短歌をありがとうございました~楽しかったです。

 

改めて「中島健人」という人間の業の深さというか、人を巻き込んでいく力というか、そういうものを実感したひとときでした。ファンの方がこれを味わった感想が知りたいな。もしよろしければ、教えてください。

 

 

 

 

さてさて、次回は記念すべき第十回の歌会!ですね!

はじめたころは、こんなに続けられるものだと思わなかったな~。幸せなことですね。ありがとうございます。

そして十回分の歌会の様子を編んでいると、みなさんから「Twitterをやっていないんだけど短歌を出してみたい」「名前を出さずに短歌を出したい」などなど、いろんなお声をいただくことがありました。

個人的にずっと、もっともっとみなさんが気軽に、短歌をぽんと投げるような感覚でご参加いただきたいなぁと思っていたので、第十回を試用期間として、短歌の提出の仕方を変えてみようかなぁと思います。

 

 

今までは芦屋こみねのTwitter、DMから短歌をお送りいただいていましたが、もっと多くの方に短歌をお送りいただくために、Ask.fmのアカウントを使ってみようかな、と思います。専用のアカウントを取得しました。↓

短歌結社「明星」 | ask.fm/tankaakeboshi

 

個人的には短歌をお送りいただく際にはお名前を添えてお送りいただけたらな、と思うのですが、どうしても、という方は、お名前がなくても大丈夫です。その場合は、歌会の模様をブログでお伝えする際、お名前の記載はできません。

 

短歌をお送りいただく際には、なるべく①お名前、お持ちでしたらTwitterのアカウント②お送りいただく歌会のお題③短歌そのもの、という形でお送りいただければ幸いです。 

短歌に対してコメントをお付けして返歌をお返しさせていただくのは、おひとり様2首までとさせていただいています。もしそれ以上お送りいただいた場合は、これまでの歌会と同じように、記事の最後にまとめて短歌を載せさせていただくことになります。これは今までのルールで、もしもっともっとたくさんの短歌をお寄せいただけるようなことになりましたら、コメントと返歌をさせていただく短歌の数を減らすこともあるかもしれません。ご了承いただければと思います。

 

そしてたくさん短歌をお送りいただく際には、いくつもの質問に分けてお送りしていただくのではなく、一つの質問にまとめてお送りいただきたいのです。歌会の記事をスムーズにまとめるため、どうかご協力いただけますと幸いです。

 

 

たくさん書き連ねてしまって申し訳ありませんが、もしご不明な点がありましたら、芦屋こみね(@urahara0811)までご連絡いただければお答えいたします。どうかよろしくお願いいたします。みなさんで楽しく、短歌で遊べたらいいな~。

 

 

 

さてさて、長くなってしまいましたが、さっそく記念すべき第十回歌会のテーマを発表させていただきたいと思います!

個人的に、「このテーマは、ちょっと節目のときにやりたいな」と思って、温存していたテーマなのです。

 

というわけで、第十回歌会のテーマは「シンメ」でお願いいたします!

 

みなさんからもご希望がちょこちょこあったテーマなので、私自身どうなるかな~と楽しみです。がんばって記事書きます。

 

ちなみに第十回短歌の〆切は、10月22日(水)の23:59となっております。よろしくお願いします。

 

 

そしてちょっと話がそれるのですが、今いろんなツールを「明星に使えるかな?」と試してみておりまして、その一環で、Googleフォームというツールを使ってアンケートを行っております。

明星に関することでしたらなんでも意見をお寄せいただけるようになっておりますので、もしよろしければ、こちらものぞいていただけたらな~と思います。よろしくお願いいたします。↓


明星についてのアンケート

 

 

 

 

ちょっとボリューミーだった第九回、お楽しみいただけましたでしょうか?

これからもみなさんと楽しい時間を過ごせるよう、がんばります。

投稿の方法なども、試行錯誤中ですが、ご容赦いただけるとありがたいです~。

 

ではでは、季節の変わり目、お風邪など召されませんように。

また次回の歌会でお会いしましょう~!