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こみねもすなるだいありー

全然何にも怖くない

アイドル短歌ネオ 阿部顕嵐(2014夏)くん

 

久しぶりのアイドル短歌ネオ。

今年の夏は阿部顕嵐の夏でしたね……。

顕嵐くんはきっと毎年夏ごとに生まれ変わっているのだと信じているので、阿部顕嵐(2014夏)としております。

 

 

 

 

サンダルのかたちに焼けた足の甲 がんじがらめにされるのもいい

 

裸足のままビルの谷間を飛び越えてあなたに会いにいくための恋

 

たぶん一生慣れないんだって思うから積み木の城を崩すこわさに

 

だってきっと来年はおれのこと好きじゃなくなるんでしょその靴みたいに

 

この電車に一時間乗っているだけで海に着くって教えてくれた

 

水時計をくるくる回す すこしずつ溶けて薄まるミルクティーとか

 

日が暮れるたびにどこかで死んでいる今日生きていたぼくたちの声

 

頑張ってるって言えばいいのに パーカーのフードの中に溜まる花びら

 

こんなとこになんでひとりでいるんだってスマホのロック画面が笑う

 

また今度会う約束を何度でも無責任でもいいからしたい

 

下向いた向日葵の数この夏にきらきらしてた神様を見た

 

また、かならず、いつか、ぜったい、ぼんやりと強烈に光る自分のからだ