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こみねもすなるだいありー

全然何にも怖くない

短歌結社「明星」第四回歌会 お題:「平野紫耀」

アイドル ジャニーズ 短歌 短歌結社「明星」

 

みなさんこんにちは!芦屋こみねです。

やっと秋めいてきた今日このごろ、いかがお過ごしでしょうか?

 

「明星」歌会も早いものでもう第四回。

今回のお題は、彗星のように現れた超有望株、「平野紫耀」くんです!

 

関西ジャニーズJr.の平野くん。最近は舞台「DREAM BOYS」にも、同じく関西ジャニーズJr.の永瀬廉くんと共に出演するなど、成長著しいです。

抜群のダンスセンスやハスキーな歌唱だけでなく、その強烈なキャラクターも特徴な平野くんについては、このあたりを読んでいただくと、なんとな~くわかるかな…?と思います。

ふたつめのリンクはMさんが書かれてた、わたしの大好きな平野くんの記事!

 

平野紫耀 - ジャニーズプレミアム辞典

伝説は始まった - 妄想ジェネレーション

 

 

 

 

参加してくださったのは以下のみなさん。

朱子さん(

・ふゆおさん(

・ゆうごさん(

・もぐもぐさん(

・あすなさん(

・めたもんさん(

・miimoさん(

・原さん(

・なつめさん(

・りこさん(@sarirahi_ 

・あやのさん(

・小指さん(

・ミミミさん(

・Mさん(

・猫さん(@dasaorerorero

 

 

 

 

 

 今回はごりっと全ての短歌をまとめてお送りします!いくぜ!くらえ!

 

ポケットの宝物が点々と君の辿った道を示すよ

いろんな道草をして、その度にいろんな宝物を見つけてきたんでしょうね。キレイな石とか、葉っぱとか。いろんな人との思い出とか。それを見たら、自分の今までを思い出せる。ジャニーズとしての自分にたどり着くまでにいろんな場所を経てきた平野くんにぴったりの短歌だと思います。

 

これ以上近づいたっていいけれど忘れてないよね?狼だって

にこにこふわふわしているように見えて、実は牙は鋭い。誰にでも優しいように見えて、実はそんなに優しくない。けっこう猟奇的。そのギャップをうまくあらわしている一首かなと思います。近づくことを拒否していない上の句が挑発的でいいです。倒置法でスピードのある後半もいい感じ。

 

泣き疲れ眠る赤子の揺りかごは名古屋方面最終列車

名古屋出身の平野くん。名古屋への帰路を新幹線で辿っているうち、眠ってしまった彼を新幹線がふるさとの街へと運んでいるのですねー。「眠る赤子」は平野くんの純さというか、プリミティブな魅力を表していて絶妙だと思います。

 

今日食べた特大プリン5個のワケ知らないままの君もどかしい

平野くんにもイライラするときはあって、そんなときはひたすら好きなものを食べて、お腹いっぱいになった頃に「なんでおれ、こんなお腹減ってたんやろ?」と、けろっと言いそうだな…ってちょっと思いました。自分がなんでこんな気持ちになってるのか、そういうことに鈍感そう。

 

やわらかな白い幼虫ねむる籠ミラーボールを抱いて夏まで

「幼虫」は平野くんっぽいですね。夏をイメージさせるものがたくさん詰まったきらきらした短歌です。平野くんの要素と夏の要素を絶妙なバランスで詠みこんであるな~という印象。幼虫の丸くなったイメージと、ミラーボールを抱いた彼がうずくまり、幸せそうな顔をしているところが重なります。

 

地上から見える光は地下からの眺めと同じ「天上目指せ」

地下・地上・天上の三つの階層が見えてる短歌。なんとなくRPGぽいというか、ゲームっぽいイメージ。平野くんて、なんとなく「主人公感」のある人なので、こういう男の子っぽい短歌似合いますね。素敵。一番上へ行かなければ見えない眺めがあるっていうロマンもある。

 

覗いてる?グラス傾け透けている反射するのは紫かもね

グラスの向こう側とこちら側で見つめ合うふたりを想像しました。きらきら光の満ちる夜に、いたずらっぽく笑ってグラスに隠れるように肩をすくめている平野くんが浮かんでくる。

 

劇薬の運命だって飲み下せこの幸運は味方か敵か

最近のものすごい推され具合を詠み込んだ短歌かな~と。「劇薬」かっこいいですね~。与えられるものが劇薬であったとしても、与えられない人間がいる限り、それは「幸運」なのだなと思って、ちょっぴり切ない。

 

満天の星空見上げ線結ぶほら見てあれが僕がいた星

平野くん異星人説ですね。以前「佐藤勝利短歌」をやったとき、星の王子様をモチーフにした短歌がありましたが、またこれもどこか星の王子様を彷彿とさせます。ふつうに「おれなー、あの星から来てん」って一番明るい星を指さしそうですよね。

 

どこまでがあなたのホント?言う事が本気だったら引くのもほんと。

ファンというか、私たち目線の一首ですね…。平野くんの奇行の数々、そして底の知れなさを、どこまで信じていいのかわからない。そしてその全てが彼が意図せずに行っている行動であるとしたらどうしよう…という。

 

「赤と黒、混ぜたら黒になっちゃうじゃん」「やってみないとわからへんやろ」

個人的に、この短歌は平野くんが心の中で自分と会話してるのかなぁ~と思いました。上の句は過去の平野くん。関西弁が薄いところもそうかなと思ったのです。下の句は今の平野くん。「前例」とか「普通」を塗り替えようとする意思が感じられてかっこいいです。

 

おばあちゃんマシュマロおててにぎったらつられてみんなもふんわりえがお

かわいい。かわいいですねぇひらのくん。はなまるあげようねぇ。って思わず行ってしまいますね…。平野くん特有の「みんなをなんかふんわりした気持ちにさせる」ところがうまく出てる短歌だと思います。最初の5音、「おばあちゃん」がちょっと謎なのですが、平野くんがおばあちゃんっ子というところから来た「おばあちゃん」かな…?

 

あかねさすむらさき草のかんざしをあなたにあげる好きのしるしに

好きのしるしにあげるものが「草のかんざし」なのですね。ピュア。冒頭に名前の「紫」を入れつつも、下の句のまっすぐさで「紫」が持つちょっと色っぽいイメージを上から上書きしているような短歌です。バランスがいいなと思います。

 

ぐにゃぐにゃの獣が僕の中にいる 背中合わせにのどぶえ狙う

「ぐにゃぐにゃの獣」というのは、得体の知れない何か、という意味があるのかな。自分でもわからない、内面にいる「獣」に飲み込まれそうになりながらも、そんな「獣」と背中合わせにじりじりとしているところを想起させました。人間として生きながらも、内側に獣を飼う、しかもそれに人間としての自分を狙われている、というギリギリ感がいい感じ。

 

噛み跡よりたしかなものを残すには地球の時間は短すぎる

「噛み跡」で獣感を出しつつ、「地球の時間は~」で異星人感を出すという二重の得体の知れなさを表現した一首。下の句のリズムをもう少し工夫したら、もっとすんなりした短歌になるかな~と思いつつも、この微妙にずれた感じが味かもな~とも思います。

 

誰も特別じゃない何も間違えてない、大丈夫、聞いて、だいすき

個人的に好きです。小さな子の手を握って言い聞かせるような下の句がじーんとします。平野くんが誰かに語りかけている短歌なのか、それとも誰かが平野くんに語りかけている短歌なのかで、味わいが変わってくるなと思います。

 

もどかしい距離一瞬で壊せたらいいのにできない、彼は孤独だ

これは個人的に「同じステージに立つ誰か→平野くん」の短歌だといいな~と思ってよみました。人懐っこそうに見えて孤独さを抱える彼との距離をはかって、足踏みして、近づけずにいる少年の短歌。

 

ねぇ褒めて1人でだって歩けるよ何故か景色は逆さまだけど

ひとり電線を逆さまになりながら綱渡りする平野くんが思い浮かびました。重力も常識も無視して、それでいて「褒めて?」ってはにかんでいるところ、なんだか想像できますね。非日常感がアニメっぽくていいなと思った一首です。

 

色の名を背負って立つのが仕事なら僕だけはずっと透明でいる

名前の「紫」をほんのり詠み込みつつ、平野くん自身は色に染まらない、というところが素敵。言うなれば彼の背負う色はマントのようなもので、彼自身が染まっているわけではないのですねー。どんな色も纏える平野くんのピュアさ、そしてすこしだけただよう得体の知れなさが現れていると思います。

 

どっちのが幸せだった引き上げて、そのまま光をうけつづけるのと

様々な岐路に立たされ、それをたやすく取捨選択してきたような印象のある平野くんですが、「あっちを選んでれば」となることはないのかな…と、ふと思いました。きっとあるんだろうな、と思いますが、それでも引き返せない。いろんな「どっち?」を通り抜けて、今の場所まで来たんでしょうね…。

 

ほんまはね、ちゃんと大人になろうって思ってんねんけどなあ、へへへ

かわいい!かわいいね!その一言です。ストレートですね。弾丸。萌えの弾丸。かわいいだけじゃなく、音がきちんと整っているのがすごいです。わかってるけど甘えちゃう、わかってるけど一休み、な平野くんのゆるさが凝縮されてていいですね。

 

まばたきもゆるされぬまま照らされた瓦礫の上で軽くステップ

破壊とか破滅とかも、平野くんに似合いますね。なんでだろう。絶望に圧倒された景色の中で、平野くんだけがにこにこ、狂い咲きしたお花のように笑いながら踊っているところが思い浮かびました。

 

目尻には刹那が香る今日もまだ見たことのないデジャブと踊る

これも個人的に好きな一首。「見たことのないデジャブ」を思いついた時点で輝いていた気がしますこの短歌。デジャブって既視感のことですから、「見たことのないデジャブ」って言葉は矛盾しているんですよね。でもこの矛盾が、平野くんをうまく言い表しているな~と思います。そういう矛盾をごりごり押し通す力みたいなものを感じます。

 

今の誰?うさぎとかめもびっくりの頂で手を振る一番星

日本昔ばなしの世界に突然平野くんが飛び込んできたような一首。「うさぎとかめ」の世界で、うさぎもかめもぶっちぎって一等賞になってしまったのですね。最後を「一番星」としたところに詠み手の思いが詰まってるような気が。誰にも追いつけない速度で駆け抜けていく一番星。

 

あかあかとスポットライトの満ちるとき 狼男に変貌りゆけ少年

スポットライトは月光のイメージかな?と思いました。普通の狼男は「月光を浴びて狼に変身する」という逸話がありますが、平野くんが狼になるのは、スポットライトを浴びたときなのですね。かっこいい短歌です。

 

ちぐはぐな言葉も真っ直ぐな瞳も抱いて遠くの街へと走れ

「遠くの街へと」は平野くんの命題の一つだなと思います。自分を変えながら走っていくのではなくて、自分の言葉や瞳を貫いたままで走っていく平野くんがきらきらしている。何もかも連れて行ってくれる彼のことを、なんだか希望そのもののように見てしまいます。

 

あなた色 染めて欲しいわ 金柑と 汚れを知らぬ エリンギプール

ネタがてんこ盛りですね!「エリンギプール」は平野くんが「エイプリルフール」だと勘違いしていた伝説の間違い単語ですね。金柑(kinkan)は彼の所属する関西ジャニーズJr.のグループ。あなた色に染めて欲しいのはファンか、それとも平野くん自身か、と、色々考えましたが、個人的に女性言葉は不思議と平野くんにしっくりくるな…と思っているので、この台詞は平野くん自身かなと。「愛のかたまり」的な。

 

 

 

そのほか、コメントしなかった短歌をご紹介いたします。

 

三色のおはじき弾き弾け飛び見失っても泣くな少年

 

ギリギリで指先にまだ触れない星を掴むまでこぼれるな涙

 

怖くないわけじゃないんだ今だってふるえる膝にピンスポの影

 

明日の僕は今日の僕の棺さよなら不確かな僕、おやすみ

 

黒曜石の目で切り取る世界に君が欲しい隣に欲しいよ

 

ゆらゆらと漂う海月の水槽に手をかざせば溶けていく僕

 

ムーディーにトイレの神様おだてあげ僕に力をくださいと言う

 

飛んだ汁顎滴らせ一口で食べるといいよと言った君

 

スモークは紫君の爪の色中で耀く僕を抱いて

 

作り笑い意味が分からずキョトン顔ああこんなにも好いてしまった

 

満月の夜に飛び乗る新幹線無重力までもう一度行く

 

 

 

今回いただいた短歌は以上となります!みなさんありがとうございました。

野性味溢れる短歌やきらきら溢れる短歌、たくさん集まって、平野くんを表す素敵なモザイクアートになったと思います。

 

今回個人的に「これだ!」と思った短歌は、

・あかねさすむらさき 草のかんざしをあなたにあげる好きのしるしに

・誰も特別じゃない何も間違えてない、大丈夫、聞いて、だいすき

・やわらかな白い幼虫ねむる籠ミラーボールを抱いて夏まで

こちらの三首です。

 

返歌をさせていただくと

・風が吹けばどこにもあなたはいなくなる 手を振ってなお恋は続いて

・目に映るすがたはやわらかくにじんであなたが好きな自分になれる

・羽化のときを待つならねむって待てばいい夢の中なら君と踊れる

こんな感じ。お粗末さまです。

 

 

 

さてさて、第四回歌回、いかがだったでしょうか。

これからが注目の男の子なので、この記事をみてご興味を持った方、ぜひぜひ彼をチェックしてみてください!

 

 

 

それでは、第五回歌回のお題なのですが……。

かねてから創設メンバーからアツい要望のあった某彼を、ついにお題にしたいと思います…!

というわけで、第五回の歌回お題は「鈴木達央」さん!で!

 

大丈夫かな…!短歌来るかな…!と不安なのですが(笑)、会員の方、もしよろしければ次回も短歌をお待ちしております。

 

 

それでは今回はこのあたりで失礼いたします。ここまでお読みいただきまして、本当にありがとうございました♡