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こみねもすなるだいありー

全然何にも怖くない

しげおかさんと短歌を詠んだ

しげおかさん…と思いながら詠んだ短歌。ばらばらにならないように。

 

 

水面のビニール袋に着地して沈むカラスのような初恋

 

背後から光に差される 死ぬまでに一度神様の顔が見たい

 

誰からの電話かいちいち聞くみたく疲れる愛を包んで捨てる

 

永遠に永遠なんて来ないこと 古いからだをきざんで捨てる

 

透き通りすぎて底さえ見えない ああ今死んだなら笑って死ねる

 

人の声に飲み込まれてはべたついた髪を必死に何度も洗う

 

こぼれでる光と黄身をパンにのせ朝食はいつも儀式じみている

 

気持ちとか愛とか恋とか最後までポケットの中で場所ばかり取る

 

絵柄のない一万ピースのパズルみたく生きていけるか聞かれて、冬に

 

欠けたグラスの縁にとどまる光 声のない部屋で見た夢は深海

 

ガードレールに括り付けられて枯れた花 だれかのために死ねるかどうか

 

目に見えないものを信じる よどみなく一番好きな歌を歌って

 

また次の日の川辺にも思惑のかけらが落ちているのをながめた